塗装の失敗は、誰でも経験する可能性があります。
特に、DIYで塗装に挑戦する場合、塗料の垂れはよくあるトラブルです。
せっかく時間をかけて丁寧に塗ったのに、塗料が垂れてしまいガッカリした経験はありませんか。
「もうダメだ…やり直しか。」
そう思った方も、安心してください。
この記事では、塗料の垂れを研磨とコンパウンドで修正する方法を紹介します。
諦めずに、塗装の失敗をリカバリーする方法をマスターしましょう。
塗料の垂れは、見た目に影響を与え、せっかくの塗装が台無しになってしまいやすい失敗です。
「もうダメだ…」
そう思って、諦めてしまう人もいるかもしれません。
しかし、諦めるのはまだ早いです。
塗料の垂れは、適切な方法で修正することが可能です。
この記事では、塗料の垂れを研磨とコンパウンドで修正する方法を解説します。
研磨とコンパウンドは、車の塗装の傷を消すのにも使われるテクニックです。
DIYで塗装した家具や壁の塗料の垂れも、研磨とコンパウンドで驚くほど綺麗になります。
具体的な手順を説明していくので、ぜひ最後まで読んで、塗料の垂れを修正に挑戦してみてください。
塗料の垂れを修正する手順は以下の通りです。
まずは、塗料が垂れた場所を特定します。
垂れた部分だけでなく、周囲もよく確認しましょう。
特に、クリア塗装の場合、垂れた部分が目立つため、他の部分を見落としがちです。
垂れた場所を特定したら、マスキングテープで大きく囲みます。
これは、研磨する際に、他の部分を傷つけないようにするためです。
また、水で研磨するため、垂れた場所がわかりにくくなる場合があるので、目印としても役立ちます。
耐水ペーパーを使って、垂れた部分を研磨していきます。
研磨する際は、耐水ペーパーを硬い平らなものに巻いて使用すると便利です。
例えば、硬質の発砲材を、持ちやすい大きさにカットして使えます。
耐水ペーパーの番手は、垂れの状況に合わせて使い分けましょう。
出っ張りが大きい場合は、1000番
出っ張りが小さくなってきたら、1500番
周囲となじんだら、2000番
研磨する際は、キッチン用中性洗剤を少しつけると、よりスムーズに研磨できます。
水分がなくなったら、水をたらしながら研磨してください。
耐水ペーパーで研磨すると、表面に細かい傷が残ります。
コンパウンドを使って、研磨でついた傷を消し、艶を出していきます。
コンパウンドも、粗目から細目まで順番に使いましょう。
粗目から中目まで研磨すると、表面の凹凸が消えて、艶が出てきます。
コンパウンドで研磨した後、ワックスをかけると、塗膜が保護され、より美しい仕上がりになります。
塗料の垂れは、研磨とコンパウンドで修正することが可能です。
この記事で紹介した手順を参考に、諦めずにチャレンジしてみてください。
塗料の垂れを修正することで、DIY塗装の成功率を高め、自信を持って塗装を楽しめるようになります。