SIGNAL

外壁・塗装、防水工事などお気軽にお問い合わせください!
〒760-0080 香川県高松市木太町2666-4
電話番号は087-880-0690です
お問い合わせ
BLOG
BLOG
ホーム > 自宅で簡単に行える外壁ひび割れ補修の方法と注意点

BLOG

自宅で簡単に行える外壁ひび割れ補修の方法と注意点

自宅で簡単に行える外壁ひび割れ補修の方法と注意点

家のメンテナンスに興味があるが、専門的な知識が少ないDIY初心者の方は多いのではないでしょうか。

 

外壁のひび割れに気づいたとき、できるだけ自分で修理を行いたいと考えるのは自然な流れです。

 

しかし、ひび割れの原因や種類によっては、素人の手に負えない場合もあります。

 

そこで本記事では、外壁のひび割れの原因とそれに応じた簡易的な補修方法を解説し、自分でできる補修の範囲を明確にしていきます。

 

これを読めば、外壁のひび割れに悩むDIY初心者の方でも、安心して補修作業に取り組めるはずです。

 

 

□外壁ひび割れの原因とその種類

 

外壁のひび割れは、その状態や発生原因によって様々な種類に分けられます。

 

ここでは、代表的なひび割れの特徴と原因を解説していきましょう。

 

 

1:ヘアクラック

幅0.3mm以下の細かいひび割れで、髪の毛ほどの細さであることから「ヘアクラック」と呼ばれています。

 

主な原因は、外壁塗装の経年劣化によるものです。

 

壁材の膨張・収縮に塗膜が耐えられなくなり、ひび割れを起こします。

 

また、塗装工程のミスによっても発生します。

 

 

2:乾燥クラック

モルタルなどの壁材が乾燥する際の収縮によって生じる、幅の狭いひび割れです。

 

水分の蒸発に伴う壁材の収縮が、塗膜に影響を及ぼすことが原因です。

 

完全に乾燥した後は、それ以上ひび割れが広がることはありません。

 

 

3:構造クラック

建物の構造的な問題や、地盤沈下などの影響で発生する、幅が広く深いひび割れです。

 

放置すると建物の倒壊につながる恐れもあるため、早急な対処が必要不可欠です。

 

 

4:縁切れクラック

外壁塗装の継ぎ目(縁)から発生するひび割れのことを指します。

 

塗装の中断や部分的な塗り直しによる継ぎ目が原因で起こります。

 

 

5:シーリング材のひび割れ

コーキングやシーリング材に入る細かいひび割れです。

 

紫外線や雨風にさらされ、経年劣化することで発生します。

 

ひび割れの奥に水が入り込むと、壁材の劣化を招くため要注意です。

 

□DIYでできる外壁ひび割れの補修方法

 

ここからは、DIY初心者でも比較的安全に補修できる、ヘアクラックとシーリング材のひび割れを例に、補修手順を解説します。

 

 

1:ヘアクラック(モルタル・コンクリート)の補修

補修材は、外壁の色に合わせたセメント系の補修剤を選びましょう。

 

チョーク式のスティックかスプレータイプのものがおすすめです。

 

 

①ひび割れ周辺を水で湿らせる(水湿し)

②スティックで塗り込むか、スプレーで吹き付ける

③乾燥後、はみ出た部分をブラシ等で擦り落とす

 

2:シーリング材のひび割れの補修

外壁用のコーキング材を使用します。

 

幅0.3mm以下の細かいひび割れが対象です。

 

 

①ひび割れ周辺を養生テープで覆う

②コーキング材にプライマー(下塗り材)を塗布する

③コーキングガンでコーキング材を充填する

④ヘラで表面を均し、養生テープを剥がす

⑤1〜2日乾燥させて完成

 

いずれのケースも、ひび割れの内部や周囲をよく洗浄し、完全に乾燥させてから補修作業を行うのがポイントです。

 

1mm以上の広いひび割れや、高所での作業が必要な場合は、無理をせず専門家に相談しましょう。

 

□まとめ

 

外壁のひび割れは、原因によって様々な種類があることがわかりました。

 

その中でも、DIY初心者が比較的安全に補修できるのは、ヘアクラックとシーリング材の細かいひび割れです。

 

ただし、正しい補修材の選定と丁寧な下地処理が欠かせません。

 

作業時は周囲への飛び散りにも注意が必要です。

 

それ以外のケースでは、専門業者への依頼も視野に入れながら、慎重に対処することをおすすめします。

お問い合わせ
pagetop